今回はちょいと昔の話なんか強引にしてしまいます。
学生の頃からバイクが好きで19歳で二輪の限定解除をしました。今は教習所で免許が取れるようで、お金さえかければ割と楽に取れるようですね。私は二俣川の試験場に七回通いました。
大体指定日に行けないのでキャンセル待ちを狙うのですが、そんな輩が大勢います。たしか朝七時くらい?に試験場の門が開くのですが、門の前は二輪の限定解除の人達でいっぱいです!受付窓口にはキャンセル待ちの方々の名前を書くノートが八時?ぐらいに出されますが、当日何人までキャンセル待ちで試験を受けられるかわかりませんので、当然ノートの上のほうに名前を書くことで順番がまわってくる確率が上がります。
門が開いたら受付窓口にダッシュです!私は『ル・マン式スタート』と言ってました。ここで遅れをとると試験を受けずに帰らねばならない可能性がありますので必死です!足の早い奴は試験を受けられる確率が上がり、足の遅い奴は試験を受けられない確率が上がります。
幸運な事に私はほぼキャンセル待ちで乗れました。一度キャンセル待ちが無い日があり、その日は徒労に終わったような・・・そして着いた順で受付の前に自分の私物を置いて順番待ちとします。私物はだいたいヘルメットです。受付前の通路にヘルメットが日によっては十数個並びます。
知らない人は「なんなんですかこれは?」見たいに思っていた事でしょう。そして、試験を合格しナナハン免許を手にしました。
免許が取れたら当然『750ccのバイク』が欲しくなります。地元のバイク屋さんを捜しましたがなかなかありませんでしたので、『上野のバイク屋街』で捜す事にしました。さすがにバイク屋さんがたくさん軒を並べています。そのうちの一軒『◯◯ーオート』というショップに入りました。
そうしたらあるではないですか〜私の欲しい『HONDA CB750F』が!400ccの下取りもあったので早速交渉に入りました。バイクは壁にぴったりくっついているので、裏が見づらいのですが見たら『タンクが凹んでいる』のです!
その社長は事前に一言もタンクの凹みについて話しませんでした。契約してから「よく見ないお前が悪い」とでも言うつもりだったのか!ロクでもねージジ〜だ!
「タンクかえろ!」「いーやダメだ!」と押し問答!
結局タンクの代金は折半でと折り合いはついたが、後に考えたらタンクは定価での折半なので俺の負けです!さすがタヌキじじ〜だ!ガキ相手でも手をぬかない姿勢は見習うべきか否か?そして納車の日!数年乗ったYAMAHA XJ400とお別れです!ちょっと悲しい気分でしたが、でも今度は750ccに乗れる嬉しさが寂しさを上回っていましたので、どっちかと言うと う・れ・し・い〜!
タヌキじいさんは「エンジン快調だよ〜」と。その言葉に私も嬉しくなって今までのタンクの件もすっかり忘れていました。すぐ首都高に入り、飛ばしたらやはり750ccです!加速に感動しました!
翌日は同じく函館から上京してきてる一歳年上のお友達と箱根に走りに行く約束をしていました。
『私とCB750F』。ほんとは『赤』が欲しかったのですが外観の程度が良かったので『灰色』で我慢(タンクへこんでたけど・・・)。灰色は不吉な色!
はい‐いろ 〔はひ‐〕 【灰色】 (コトバンクより-デジタル大辞泉の解説)
1. 灰のような、白と黒との中間の色。ねずみ色。グレー。
2. 希望がなく暗い気持ちで活気のないこと。「―の日々を送る」
3. 《白とも黒ともはっきりしないところから》疑惑のあること。「容疑が―のまま釈放される」
ね?ネガティブなイメージでしょ? 実際このバイクでは死にかけましたので!(次回に書きます!)
で、翌日友達が私の会社の独身寮に訪ねて来て「さあ〜箱根に行くぞ〜」とセルスイッチを押すもキュキュキュキュいうだけでエンジンはかかりません!押しがけしようが何しようがエンジンがかからずもーお手上げです。
「エンジンは快調だよ〜」と言ってたタヌキジジ〜の顔を思いだし『上野のバイク屋街!生き馬の目を抜く街か?』と・・・(笑)
タヌキジジ〜に文句言っても始まらないと思い、16号線におりてバイク屋さんを探しまして事情を話したら、快く修理を引き受けてもらえました。
それが今もお世話になってる『モトショップ千明 改めオートストップ シェロ』です。
三十うん歳当時でしょうかね〜。真ん中は『飲み会』でいっしょに飲む
『オーナーの佐々木氏』左側はkawasaki ZⅠとMacとハードロックをこよなく愛す『大河内氏』。私は密かに彼はロリー・ギャラガーの生まれ変わりだと思ってます。
見てもらったらキャブレターの中のパーツが足りないようで、取り寄せて組み込めば多分大丈夫とのことでした。
バイク屋さんの兄さん(モトショップ千明の時のスタッフさん)に「1気筒死んだまま走ってたんだね」と言われ、首都高で「さすがナナハン!加速がイイぜ!」なんて喜んでたのに3気筒の加速に満足してた、とっても恥ずかしいオレ!
なんか悔しくて「タヌキじじい〜め〜!」こうなると何でもタヌキじいさんのせいです!(笑)
箱根ツーリングは延期となりましたが、これがきっかけで『バイク屋さん』と仲良くなり、31年来の付き合いをしています。結果オーライ?
タヌキジジ〜の「エンジン快調だよ〜」を思い出すと今でも吹いてしまいます(笑)。新しい出会いもありましたのでタヌキジジ〜を許してあげましょう!
灰色のCB750Fを買ってから、数年間は◯◯オートから年賀状が届いてました。正直ちょっとうざかったね!
さあ〜バイクも直り箱根ツーリングの日が来ました。お友達も葛飾区からはるばるやってきました。
続きは『昔の話 ②』で!(書くの忘れなかったら・・・)
夏休み特集・あなたの知らない世界 ④もあるし・・・
ちなみに二台目ナナハンは『VF750F』です。三台目の『VFR750F』はろくな写真がなくてUPできません(涙)
どーもー
私もその二俣川の輩です(笑)
私は適当に3回バイクが来たので本気で5回通いました。
あの店にZ2が先に届いた。
懐かしい話です。
毎度です!
五回ですか?
私の負けです(笑)
katana05さんの ZⅡ を陸送させられたのを思い出しました(笑)