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五十肩に関しての説明画像
営業時間はAM9:00〜PM20:00まで、電話番号は0463-21-6779,住所は平塚市宝町6-21

五十肩は肩関節周囲(けんかんせつしゅうい)の炎症

急に肩に激痛が発生した。
夜間に肩の痛みで寝られない。
痛みで腕を挙げることが出来ない。
着替えが大変である。

・・・など上記のようなことにお悩みではありませんか?『五十肩(肩関節周囲炎)』の可能性があります。 

突然の肩の痛み。『腕が挙がらなくなります』。夜も肩の痛みで寝られず『寝不足』になります。服を着替えるのも困難になり、ボタンがなく頭からかぶる服は着られません。これらの肩の痛みを一般的には五十肩と読んでいます。

「五十肩なんてほっとけば治るよ!」とか「肩が痛くても動かさないと固まるよ!」とか言われますが、判断を間違えると取り返しがつかない後遺症、重大な結果をまねきます。こうなりますと回復は難しくなります。 

日本も高齢化とあってか最近肩の故障を訴える四十歳代から五十歳代以上の方々か多くいらっしゃいます。歩けないわけではないので酷い痛みではない場合は割と我慢し続ける方々も多いようです。しかし、悪化して痛みが酷くなると集中力がなくなり仕事どころではなくなったりします。

痛みが酷いものとして『ギックリ腰』と『五十肩』を私はあげますが、ギックリ腰は安静にしていれば割と数日で痛み自体は楽になりますが、五十肩に関しましては今まで何人もの方々を見てきましたが、そう簡単には痛みが軽減しません。それは『姿勢』が大きく絡んでいるからです。腕の痛みやしびれは『胸郭出口症候群(きょうかくでぐちしょうこうぐん)』もあります。

全身骨格図の画像

上図は身体の歪みの図です。長年みてきましたが、五十肩は姿勢の悪い方に多いようです。

*上記図と文章は当整体院独自の見解です。結果を保証するものではありません。

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五十肩の方々は例外なく『不良姿勢(ふりょうしせい)』!

肩こりの所でもお話ししましたが、五十肩で来られる方のほとんどは、不良姿勢で、頭と肩が前に出ていて背中が丸く、骨盤の歪み、側弯(*1)を出している方を多く見受けられます。 

全身骨格に付着した筋肉図の画像

(上図参照)骨盤等の歪みにより背筋(はいきん)が側弯(そくわん)し、肩の高さに左右の差ができ、図のような筋肉のアンバランスが出来て血行不良を起こします。図のような状態は凝りや張りを作り血行不良になります。

*上記図と文章は当整体院独自の見解です。結果を保証するものではありません。

骨盤の歪み、側弯、猫背は肩周辺の筋肉のバランスを崩します。側弯により身体の重心の位置がずれると、人は立っていることが出来なくなり、そのために、肩の高さや頭の位置、場合によっては顎の位置を変えることにより無意識にバランスを取ろうとします。個人差はありますが、このことが五十肩の原因と考えられます。

五十肩になり「自然と肩の痛みが引くと思い、様子を見ていた・・・」カイロプラクティック・整体も面倒だし、お金もかかるだろうし・・・自身を納得させる都合の良い言葉ですが、肩の痛みはご本人の都合には合わせてくれません。これは『放っておいてるに等しい状態』です。五十肩になる方は、身体の歪みがひどい方々です。

身体の歪み、姿勢の悪さを治さずして五十肩は良くなりません。様子をみていて腕が上がらない時間が長くなればなるほど、腕が上がるようになるまでに時間を要するようになります。腕を上げる動作をしていないのですから、上げるための筋肉は衰えます。

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五十肩の主な原因は?

五十肩は身体の歪みや不良姿勢が深刻であるという話をしましたが、肩に限った話をしますと、筋肉はバランスを取ろうと無理をさせられていますから、過剰に牽引されたり、短縮したりします。そうしますと、筋肉内部の血管にも影響しますから血行不良を起こします。

肩の関節は元々丈夫ではありません。「肩がはずれた」など良く聞く部位です。ようはきちっとはまり込んでいない関節です。腕は筋肉と靭帯(*2)でぶら下がっている状態』です。筋肉が血行不良を起こして過剰に牽引、短縮したりしてますと、関節の隙間を異常に狭くしたり、上腕骨(*3)と肩甲骨(*4)の関係にズレがおき、腕を上げる筋肉(棘上筋(*5))が、肩甲骨の一部と接触するようになります。それが原因で炎症を起こしてる可能性があります。その炎症が周囲の肩峰下滑液包(*6)などに波及(はきゅう)し肩に痛みを出し腕を動かせなくします。

どの関節も必ず『関節腔(かんせつくう:関節の隙間)』という隙間があります。なんでもそうですがピッタリくっついているものは動かしづらいものです。遊び、隙間があってこそ自由に動かすことができます。人間の関節も例外ではありません。関節腔を狭くしてしまう筋肉の緊張は無くさないと関節に負荷がかかりすぎます。

骨盤の歪みも上腕を挙げずらくし、腕を下へ引き下げようと異常な力がかかったり・・・(広背筋という骨盤から上腕に付着してる筋肉が原因です)。肩関節は不安定な関節です。よって周りの筋肉の『コリやハリ』で悪い影響を受けます。まずは激痛を早期に和らぐようにします。夜間に激痛で目があいてしまう方も良く寝られるようになるでしょう 。その後も骨格の歪みを正し、肩の痛みがひいたら来院者さん自身に運動指導し、肩関節の可動域(かどういき)を取り戻して行きます。 

『腕が挙らない、回らない』などすぐに御相談下さい。石灰沈着(*7)が原因である場合は良くなるのに時間がかかるようです。石灰沈着が原因の五十肩は、石灰が周りの組織を刺激して慢性的な炎症を出しているものもあり、これは石灰がなくならなければ肩の痛みは解決しません。

石灰沈着は加齢が大きく関わっているようです。身体の弱くなった筋肉などに石灰が沈着する傾向があるようです。詳しい原因はわかってはいないようです。

五十肩は腕が痛んだりして、挙がらなくなることの総称のようなものです。腕が挙がらなくなる原因はいろいろあります。原因によっては施術方法も違いますし、回復に時間がかかることが多いです。

*上記図と文章は当整体院独自の見解です。結果を保証するものではありません。

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腕が上がらない…その多くの原因は?

回旋筋腱板の画像

(上図参照)棘上筋(きょくじょうきん)(*5)と肩甲骨の一部が接触し(赤丸の部分)、組織が壊れそのため炎症が発生して肩の痛みが出ます。肩甲下筋(けんこうかきん)は肩甲骨の下から上腕骨へつながります(図にはのってません)

*上記図と文章は当整体院独自の見解です。結果を保証するものではありません。

五十肩になりますと、高い確立でもう一方も五十肩になる方がいらっしゃいます。経験上そうなりますと食い止めるのは難しく、それはそれで施術していかなければなりません。五十肩にはアイロン体操が良いと聞き、肩が痛いさなか一生懸命される方がいらっしゃいますが、逆効果満点です。

痛みが激しいときは動かしてはダメです。運動療法は痛みが和らいでからです。肩の痛みの原因としては、腱板損傷(けんばんそんしょう)、腱板断裂(けんばんだんれつ)、上腕二頭筋長頭腱炎(じょうわんにとうきんちょうとうけんえん)、石灰沈着、SLAP損傷などがあります。

腱板断裂(けんばんだんれつ)

下図参照)投球などスポーツが原因だったり、高齢者では腱の老化などが原因で断裂をおこしたりします。腕を水平位置以上で止めておくことが困難で、完全に断裂した場合には痛みが治まっても腕を挙げる事ができません。

「肩が痛くなくなったから上げる練習をしてください」と言われたところで、上げるための筋肉が働きませんので無理です。この場合は医療機関でMRIなどで検査をうけると断裂しているか否かがはっきりします。完全に断裂している場合は絶対自然には治りませんので手術になります。五十肩としての状態で、このパターンは肩が痛く無くなっても腕が上がらない状態になります。

回旋筋鍵板

(上図参照)回旋筋腱板(*8)の中でも棘上筋腱(きょくじょうきんけん)を痛めるケースが多いように思えます。棘上筋は肩を外転(腕を上げる)させる作用があり、痛めると水平より上に挙げずらくなります。

*上記図と文章は当整体院独自の見解です。結果を保証するものではありません。

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上腕二頭筋長頭腱炎(じょうわんにとうきんちょうとうけんえん)

(下図参照)力こぶを作る筋肉です。この筋肉は上の方で二つに分かれていて、その長い方の筋肉の腱が炎症をおこした状態です。この腱は腕を動かす動作で構造上負担が大きくなる腱です。投球などの動作で上腕の結節間溝(*8)においてストレスが増したりして炎症をおこします。五十肩で来られた方は、この場合引き戸を開けたり閉めたりする動作が痛く感じます。

身体の歪みにより肩周りのアライメントが狂っているものと考えられます。骨盤矯正により身体の歪みが無くなれば、局所にかかるストレスが軽減されます。よって上腕二頭筋長頭腱炎(じょうわんにとうきんちょうとうけん)を予防できます。すでに不調のある方は腱のストレス軽減により治りが早くなります。

上腕二頭筋長頭腱炎の画像

(上図参照)上腕二頭筋は上方で二つに分かれており(長頭(ちょうとう)と短頭(たんとう))、長頭側は上腕骨の結節間溝を腱が通るのですが、ここにストレレスが加わると上腕二頭筋長頭腱が炎症をおこし痛みが出たりします。

*上記図と文章は当整体院独自の見解です。結果を保証するものではありません。

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石灰沈着性腱板炎(せっかいちんちゃくせいけんばんえん)

石灰沈着性腱板炎の画像

(上図参照)腕を動かすと滑液包などに接触して組織損傷し、骨液包に炎症をおこしたりします。

*上記図と文章は当整体院独自の見解です。結果を保証するものではありません。

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関節唇損傷(かんせつしんそんしょう)(SLAP損傷)

(下図参照)関節唇損傷としての五十肩は、関節窩(かんせつか:腕の骨がはまり込む肩甲骨側の窪み)のまわりに上腕骨頭が脱臼(だっきゅう:関節が外れること)しないように円形の土手のようになっている軟骨です。

これが関節へストレスを受けたとき、ズレをおこす動きが繰り返しかかると関節唇が損傷し肩に痛みを出します。野球での投球やレスリングなどで腕を急激に引っ張られたりなどで損傷します。(SLAP損傷:Superior Labrum Anterior and Posterior lesion)

関節唇損傷の画像

(上図参照)ボール状の上腕骨頭(*9)は肩甲骨の浅い皿のような関節窩に入っていますが、可動域の大きい関節なので脱臼などしないようにリング状の組織が上腕骨頭をサポートしています。これが関節唇です。

*上記図と文章は当整体院独自の見解です。結果を保証するものではありません。

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不良姿勢

下図の左側の図の不良姿勢の状態では、首は上下左右に動きずらく、腕は挙げずらくなります。

わざと左図の不良姿勢を作って試してください。姿勢が悪いと姿勢が正しい時と比べて腕が挙がりずらくなるのがわかります。

当整体院に五十肩でお悩みでいらっしゃる方々は、ほぼ例外なく姿勢が悪い方がほとんどです。

良い姿勢と悪い姿勢を表した画像

(上図参照)五十肩(肩関節周囲炎)は身体の歪みや不良姿勢が原因となり発症します。 姿勢が悪いと背部、胸部の筋肉が引っ張られたり、短縮したりします。張りや凝りが出るようになります。

*上記図と文章は当整体院独自の見解です。結果を保証するものではありません。

肩周りの筋肉の画像

五十肩の方々は、ほぼ例外なく肩が前方に出ています。姿勢の改善が五十肩の予防になります。

*上記図と文章は当整体院独自の見解です。結果を保証するものではありません。

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肩甲骨は動いていますか?

肩甲骨の動きが悪くなると、腕が挙がりづらくなります。腕を動かす動作は肩甲骨の動きも伴います。腕をあげる動作は肩甲骨が回転するように動きますが、肩甲骨のこの動きが出来なくなると上腕だけの動きになります。

肩甲骨の助けがない状態で想定した高さまで挙げようとしますと、上腕三頭筋(*10)などに負担がかかり痛め、炎症を出すようになります。腕が挙げづらい方々は肩甲骨の動きが悪い方がほとんどです。

要は運動不足なども原因になっていますので、運動療法は有効です。肩甲骨周りの筋肉、三角筋(*11)や前鋸筋(*12)に、肩甲下筋(*13)や小円筋(*14)、上腕三頭筋などなど・・・。運動することも大切です。当整体院ではこれら筋肉へのアプローチと姿勢の矯正で五十肩や腕の挙がりづらさを解消します。

肩の関節は肩甲骨の動きと連動しております。肩甲骨周りの筋肉が硬くなると、肩関節との連動がうまくいかなくなり、肩の関節だけを使うようになり負担がかかります。その結果、炎症が起きて腕が挙がらなくなったりします。

*上記図と文章は当整体院独自の見解です。結果を保証するものではありません。

五十肩(肩関節周囲の炎症)に対しての対応は?

経験上、五十肩は猫背の方が圧倒的に多くなります。やはり姿勢の改善が必要になります。若い時から姿勢に問題があっても、若い方は関節も筋肉もそれなりに柔軟性があり、それが加齢により柔軟性を失い四十、五十歳あたりで炎症に悩ませられるパターンです。

経験から言って、3〜4日で楽になることはないと考えたほうが良いみたいです。(ギックリ腰などは割と安静にしてると数日で動けるようになります)。ひどい場合は一ヶ月以上痛みで寝不足になってる方が大半です。

寝不足は自然治癒力の妨げになりますので、まず夜に寝られるようにならなければなりません。肩の痛みは『炎症』のせいです。不意な寝返りが炎症を悪化させてる可能性がありますので、冷却などで炎症を和らげるようにする必要があります。夜寝られるようになれば、副交感神経の働きで修復力が上がります。

姿勢のせいで肩甲骨の動きが悪い方も多く、肩甲下筋の運動不足による血行不良・・・血液の循環が悪ければ筋肉は硬くなります。その代償で他の筋肉群などに過剰な負荷をかけ、いわゆる回旋筋腱板(かいせんきんけんばん:腕を回す筋肉群の腱)などを痛めます。肩関節の可動域をつけ、筋肉の血行不良を防ぐことが肩の痛み、腕が挙がらなくなることの改善&予防になると考えます。

肩のテーピングの画像

(上図参照)五十肩の施術後はテーピングで痛めた箇所をサポートします。施術後すぐに痛みがゼロになれば別ですが、痛みが残ってる場合はテーピングは有効です。肩や腕が使いやすくなります。

*上記図と文章は当整体院独自の見解です。結果を保証するものではありません。

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側弯(*1)(そくわん):背骨が左右に弯曲・ねじれた状態

靭帯(*2)(じんたい):骨と骨を繋ぎ関節の動きの制限をする線維性の組織

上腕骨(*3)(じょうわんこつ):肩から肘までの腕の骨

肩甲骨(*4)(けんこうこつ):背中の上部に左右対称に位置する、逆三角形の平たい骨です

棘上筋(*5)(きょくじょうきん):腕を上げる時に腕骨(腕の骨)が肩の関節から離れないように安定させる役割があります

峰下滑液包(*6)(けんぽうかかつえきほう):肩の三角筋の下にある関節の動きをスムースにするための液体が入ってるもの

石灰沈着(*7)(せっかいちんちゃく):リン酸カルシウムができること

回旋筋腱板(*8)(かいせんきんけんばん):肩甲骨から上腕骨(腕の骨)に着く筋肉を指します。 棘上筋、棘下筋、小円筋、肩甲下筋の4つ筋肉から構成されています

結節間溝(*8)(けっせつかんこう):上腕二頭筋の長頭腱が通る溝

上腕骨頭(*9)(じょうわんこっとう):肩甲骨の関節窩にはまり込む上腕骨のボール状の部分

上腕三頭筋(*10)(じょうわんさんとうきん:肘を伸ばす筋肉)

三角筋(*11)(さんかくきん):肩の所にある筋肉

前鋸筋(*12)(ぜんきょきん):わきにある筋肉

肩甲下筋(*13)(けんこうかきん):肩甲骨の下にある筋肉

小円筋(*14)(しょうえんきん):肩甲骨と上腕を繋ぐ筋肉

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