良質の睡眠で健康になりましょう!
身体にとって夜に十分な睡眠をとる事は、傷の修復や疲れをとる、身体だけではなく心の休息、免疫力をあげストレスを減らす等とても必要な事です。つまり睡眠が十分でないと身体に疲れが残りやすくなったり、いつまでも調子の悪いところが良くならなかったりします。
五十肩やギックリ腰の状態の方は、眠ってる間に寝返りで動くことで痛みを感じたり、寝返りするために目が覚めたりと夜の睡眠時間が少なくなり、質の良い睡眠がとれなくなり修復力が落ちてなかなか治りにくくなったりということも・・・ 良い睡眠をとれれば、修復力や免疫力を助けることになります。
日中の身体の疲れや脳の疲れは、睡眠によってリセットされます。人の身体のダメージは睡眠で修復されます。
*上記図と文章は当整体院独自の見解です。結果を保証するものではありません。
交感神経から副交感神経優位へ
痛みが強い時は、交感神経が優位になってしまいます。痛みが和らぐことで交感神経から夜に副交感神経が優位になり、良い睡眠をとれるようになり症状も良い方向へ向かいます。
健康な人の自律神経(*1)は、日中は交感神経(*2)が優位になることで活発に活動するのに適した体内環境をつくり、夕方から夜にかけて副交感神経(*3)が優位になり休むのに適した体内環境をつくります。つまり良い睡眠には自律神経が大きくかかわってきます。
日中は活発に活動できるように交感神経が優位。夜間は身体を修復したり、疲れを取るために副交感神経が優位に働きます。
*上記図と文章は当整体院独自の見解です。結果を保証するものではありません。
質の良い睡眠
大昔の日が昇るとともに起きて働き、日が落ちたら寝るというシンプルな生活から、現代は複雑かつ多様な生活になっています。仕事の仕方や遊び方が多様になり、24時間活動するようになってきています。
① 自然に眠りにつく
↓
② 眠りが深く夜中に目が覚めない
↓
③ 朝目覚めた時に前日の疲れがとれすっきりしている
という睡眠はなかなかとりにくくなってきています。
大昔と違って朝も夜もなく人は活動するようになっています。個人差はありますが、それに人間の身体が適応できるようになって来たわけでもありません。そのせいで身体に不調を来す人が多くおります。
*上記図と文章は当整体院独自の見解です。結果を保証するものではありません。
レム睡眠・ノンレム睡眠とは?
『レム睡眠』
① 浅い眠りで身体は深く眠ってるけど、脳は活発に動いてる状態。
② 夢を見る事が多い。
③ 目玉がキョロキョロ動く。
『ノンレム睡眠』
① 深い眠りで脳も身体も休んでいる状態。
② ホルモン(生物自体の器官や組織で作られ身体を循環して、生体が活動するための調整に関係する物質群)の分泌をしている。
眠りに入ると、「レム睡眠」「ノンレム睡眠」が交互にやってきます。
(上図参照)ノンレム睡眠は寝入りばな3時間くらいあらわれ、レム睡眠はだいだい90分おきに20~30分続きます。一晩の睡眠で4~5回のレム睡眠が現れます。
*上記図と文章は当整体院独自の見解です。結果を保証するものではありません。
『良質な睡眠』に改善するのに必要なこととは?
カフェインのはいったコーヒーやお茶のとりすぎに注意。
① 寝る直前は、熱いお風呂よりぬるめの温度での入浴。
② 眠る前PC、TV、携帯、スマホ等を見ないようにする(これらの機器から発せられる光がかなり明るく脳に刺激を与えてしまい脳が休めません。眠る前に明るいコンビニ等に行くのも同じ)
③ 昼寝は20分くらいに。
④ 寝る前のお酒は、血行をよくしますが利尿作用により目が覚めてしまったり交感神経が高まったりしてしまうので、寝る3時間前くらいまでに。
あと、体調不調の場合は一人で寝ることをおすすめ致します。他の人と寝たり、ペットといっしょですと睡眠が浅くなります。夜は身体の大切な修復の時ですし、寝具も大切です。
柔らかすぎる布団やへたってきたマットレス、低すぎたり高すぎる枕を使っていると腰や背中や首等が痛くなったりして熟睡出来なくなります。
睡眠は脳や身体をリセットするために大切なことです。睡眠が不十分ですと薬も手技療法も効きずらくなります。
睡眠前は上記に注意して、交感神経にスイッチが入るようなことに注意しましょう。
*上記図と文章は当整体院独自の見解です。結果を保証するものではありません。
・自律神経(*1)(じりつしんけい):内臓の働きや代謝、体温などの機能をコントロールするために働く神経。交感神経(こうかんしんけい)、副交感神経(ふくこうかんしんけい)があります
・交感神経(*2)(こうかんしんけい):日中働く自律神経の一つで、血管を収縮させて血圧をあげて闘争に備える神経
・副交感神経(*3)(ふくこうかんしんけい):安静・休息時に働く神経で、リラックスしているときの運動を司っており、心臓の血圧や心拍数などを下げ、筋肉が緩んで欠陥が拡張し、内臓の動きは活発になるなど、安静にしている状態の時に働く
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