MENU
橈骨神経麻痺に関しての説明画像
営業時間はAM9:00〜PM21:00まで、電話番号は0463-21-6779,住所は平塚市宝町6-21

橈骨神経の麻痺による手や腕の痛みやしびれについて

手や腕に痛みやしびれ、手首を反ることができなくなったり、物をつかみづらくなった場合は『橈骨神経麻痺(*1)(とうこつしんけいまひ)』の場合があります。『ハネムーン症候群』とか『サタデーナイト症候群』と言う方もいらっしゃるようです。

相手に腕枕などした場合に多く出る症状と言うことから、そう言われているようです。骨折や怪我、腕の使いすぎなどでもなるようです。

主に上腕部分に原因がある場合の多くは下図のような状態になります。当整体院にいらっしゃる方々の原因は主に仕事などでの腕の使いすぎが多いようです。

前腕部分に原因がある場合は『後骨間神経麻痺(こうこっかんしんけいまひ:下に説明あり)』逆に脇の下に原因がある場合は腋窩神経麻痺(*2)となります。それぞれの神経麻痺では症状が変わります。

橈骨神経麻痺の場合は下図のように『下垂手(かすいしゅ)』(下図参照)となるのでわかります。あと、前に書きました『腋窩神経麻痺』や『後骨間神経麻痺』も同時におこしてる場合もあります。

*手や腕のしびれは『胸郭出口症候群(きょうかくでぐちしょうこうぐん)』『手根管症候群(しゅこんかんしょうこうぐん)』『尺骨神経麻痺(しゃっこつしんけいまひ)』の疑いもあります。

橈骨神経麻痺にある下垂手の画像

(上図参照)橈骨神経麻痺になると上図のように手が下垂します。

*上記図と文章は当整体院独自の見解です。結果を保証するものではありません。

橈骨神経、正中神経、尺骨神経の神経支配

手の各神経支配を表す画像

(上図参照)橈骨神経、正中神経、尺骨神経の神経支配は上記の通りです。それぞれの神経の痛みやしびれの出る領域です。

*上記図と文章は当整体院独自の見解です。結果を保証するものではありません。

ページトップに戻る

橈骨神経麻痺の原因になる主な部位

橈骨神経は上腕と前腕に絡みつくように走行しています。そして圧迫を起こしやすい部分が下図の赤丸部分です。この部分を打鍵器(*3)で叩くと腕にしびれが走ります。睡眠中に自身での腕枕などでも圧迫を起こします。

手首の背屈や物をつかむことが困難になります。特にコップなどを掴もうとすると、親指に力が入らず動かしづらいので、しっかり掴もうとすると手首がコップを巻き込むようになります。

橈骨神経の走行

腋窩(腋窩神経(えきかしんけい):腋の下を走る神経)を通過してきた神経は名前を変え『橈骨神経』になります。そして上腕部で上腕骨の後方に回り込みますが、この部分で主に圧迫を起こします。(下図の橈骨神経に見立てたオレンジ色の破線部分)

橈骨神経の走行を表す画像

(上図参照)橈骨神経麻痺は臨床上、圧迫を起こしやすいところがあります。首から降りてきた神経が上腕骨の後ろを回り込む所が主に圧迫を起こしやすい所です。

*上記図と文章は当整体院独自の見解です。結果を保証するものではありません。

後骨間神経麻痺とは(橈骨神経の深枝・運動神経)

橈骨神経麻痺(とうこつこっかんしんけい)のうちの『前腕部分の後骨間神経』の圧迫によるものを言います。

短橈側手根伸筋(たんとうそくしゅこんしんきん:腕にある筋肉で手関節反らせたり、親指側に曲げる)

総指伸筋(そうししんきん:は人間の上肢の筋肉で第2〜5 指の第一関節、第二関節、親指の第二関節の伸展、手関節の背屈を行う )

尺側手根伸筋(しゃくそくしゅこんしんきん:手関節を反らせたり、小指側に手首を曲げる)

小指固有伸筋(しょうししんきん:小指を伸ばしたり小指を外側にひらく)

長母指外転筋(ちょうぼしがいてんきん:上肢の筋肉で母指の外側にひらく、伸ばす、手首の関節を親指側に曲げる)

短母指伸筋(たんぼししんきん:親指第二関節を伸ばす、親指を外側にひらく)

長母指伸筋(ちょうぼししんきん:親指第一関節、第二関節を伸ばす、外側にひらく、手のひら側に曲げる)

示指固有伸筋(じししんきん・しししんきん:人差し指を伸ばす、手首の関節を伸ばす)

などの指を伸ばす、親指を外転させる、人差し指を伸ばすなどをするための筋肉を支配している神経です。後骨間神経が麻痺を起こすとこれらの動作ができなくなります。

後骨間神経麻痺の下垂指を表す画像

(上図参照)後骨間神経麻痺になると、手が上図のような状態になります。後骨間神経とは橈骨神経の深枝のことです。

*上記図と文章は当整体院独自の見解です。結果を保証するものではありません。

下図のように前腕部分の『Frohseアーケード(フローセアーケード)』と呼ばれる部分での神経の圧迫が原因です。この部分の圧迫がなくなれば症状は無くなっていくと考えられます。やはり怪我や骨折などが原因であることもあります。

橈骨神経(深枝・後骨間神経)を表す画像

(上図参照)後骨間神経麻痺は上図の回外筋の下のフローセアーケードと呼ばれるトンネルで圧迫を受けた状態です。橈骨神経の浅枝はその影響を受けないので浅枝の支配域は症状が出ません。

*上記図と文章は当整体院独自の見解です。結果を保証するものではありません。

橈骨神経麻痺の改善

自身での腕枕でも上腕部での橈骨神経麻痺が起きます。下垂手という状態になります。どれだけ圧迫していたかで改善までの時間が長くかかったりします。神経に損傷を起こした場合は長引きます。この場合も橈骨神経の走行部分に筋肉の緊張などないかチェックします。あった場合はさらに悪化させないようにウルトラサウンドなどで改善を測ります。

下へ行くとフローセアーケードと呼ばれる回外筋部の圧迫もあります。この部分は下垂指と呼ばれる状態になります。この場合は回外筋を緩めたり、より高位の圧迫ですと、肩甲骨下部への上腕三頭筋長頭付着部と大円筋、上腕三頭筋外側頭の隙間をぬって出ていきますので、この部分の圧迫も取り除きます。

お困りの方は是非改善施術をお任せください。

頸椎の問題、頸部筋肉の問題の場合は症状は複合的になります。

*上記図と文章は当整体院独自の見解です。結果を保証するものではありません。

ページトップに戻る

橈骨神経麻痺(*1)(とうこつしんけいまひ):手や手首の運動・感覚を司る橈骨神経に障害が出たりします。手が動かなくなるなどの症状が出るようになります

腋窩神経麻痺(*2)(えきかしんけいまひ):橈骨神経で上位のわきの部分では腋窩神経と名称が変わります

打鍵器(*3)(だけんき):検査用の小さなハンマーのようなもの

お問い合わせはコチラへ!

電話番号0463-21-6779

〒254-0034 神奈川県平塚市宝町6-21

営業時間:9:00〜21:00(夏季限定) 定休日:火曜日

ご不明な点がございましたら、まずはお気軽にご相談下さい。
→メールでのお問い合わせ


ページトップに戻る