O脚は、腰や膝の痛みの原因となります。
長年の積み重ねでなったO脚。日常的に脚を組んだり、歩く時の体重のかけ方が悪かったり等。 それらが原因で骨盤や股関節、筋肉に異常がおきます。先天的な原因であるO脚は別として、後天的な原因であるものはその人の『努力50%+施術50%』が必要です。
当整体院は基本的にO脚の施術はいたしません。最初の来院時に必要な施術を行いますが、あとは歩き方や筋トレのやり方を指導しますので、その後はご自身でかんばってもらいます。O脚は先天性(せんてんせい:生まれつきのもの)の場合はあまりよくなりませんが、後天性(こうてんせい:通常であったものが事故や環境で持つこととなった性質)の場合はその人の歩き方や日常の生活の中で作られますので、ご本人自身で頑張る必要があるのです。
指導した運動やストレッチを続けられず途中でやめる人がおります。O脚の矯正には自身の努力が必要なことを忘れてはいけません。O脚の何が気になるかと言えば、ほとんどの方はその見た目であると思います。見た目もそうなのですが、健康面にも悪い影響を与えます。O脚は骨盤に原因があるとされております。
O脚の説明してますが、現在O脚矯正は行っておりません。腰痛施術や他の症状を改善させるための場合以外は美容矯正は行っておりません。
*上記図と文章は当整体院独自の見解です。結果を保証するものではありません。
O脚矯正は腰痛・膝痛の予防や改善になります。
(上図参照)脚は日常生活での姿勢、歩き方など原因はいろいろですが、図のように股関節、膝関節が内側に向いてしまいます。大腿骨(腿の骨)は内旋すると外側に開きます。
*上記図と文章は当整体院独自の見解です。結果を保証するものではありません。
右図参照)これは骨盤の殿部の筋肉(外旋筋)が弱くなっているためです。(梨状筋:りじょうきん)・上双子筋(じょうふたごきん)・下双子筋(かふたごきん)・内閉鎖筋(ないへいさきん)・外閉鎖筋(がいへいさきん)・大腿方形筋(だいたいほうけいきん)、大腰筋(だいようきん)・腸骨筋(ちょうこつきん)など |
上図の筋肉が弱くなりますと、骨盤が起き上がります。前後の重心を移動してバランスを保とうとする結果、猫背になりお尻も垂れます。(右図参照) |
(右図参照)内転筋群(*1)が弱くなり、大腿筋膜張筋(だいたいきんまくちょうきん)が緊張します。 |
足の骨はバランスを取るため外を向き、そのため距骨(きょこつ:踵の骨のすぐ上にある骨)が内側にズレます。 付近の靱帯に異常な力がかかり靱帯がのびてアーチを維持できなくなり扁平足(へんぺいそく:足の土踏まずの消失)になります。 通常は縦のアーチが有り、歩行時などの衝撃を緩和しています。(右図参照) |
(右図参照)距骨が内側足底方向にズレますと、距骨を押さえている靱帯や、舟状骨(しゅうじょうこつ)を支えている靱帯がゆるみ、縦アーチ(足の裏にある縦方向のアーチ)が消失し衝撃の緩和が出来ません。 腰椎の前弯の消失もあり、腰痛はもちろん膝痛や首の痛みなどを出すようになります。 |
上記はO脚に絡む筋肉や姿勢の説明です。O脚は自身で作り出してることが多く、ぶっちゃけ自分で治せます。ほぼ歩き方の問題なので、きっちり気をつけて歩行するようになれば、自ずと良くなっていきます。
*上記図と文章は当整体院独自の見解です。結果を保証するものではありません。
扁平足(下図参照)の人には外反母趾が多い
(上図参照)縦アーチ(足の裏の縦方向のアーチ)が消えると横アーチ(足の裏の横方向のアーチ)も消えますし、横アーチが消えると外反母趾になります。母趾の偏位により炎症がおきたり、母趾で体重を支えられなくなるので、体重を後ろにかけて歩くようになります。ますます姿勢が悪くなります。(上図参照)
O脚は不良姿勢を作り、扁平足や外反母趾になり衝撃を緩和出来ない足は、その衝撃を上へ伝えてしまいます。その結果身体を歪め腰痛をだすような事態を招きます。O脚の方の歩き方を診てますと、極端な表現をしますと左右の脚が離れ、脚が肩幅に近いくらい離れています。この歩き方は内転筋群を使わない歩き方になります。内転筋群は弱くなると自然と左右の脚が離れます。
自力で治すには『モデル歩き』が必要です。一本のラインを想定して、その上を歩くのですが、きっちり出来れば良い方に変化があります。あとO脚は膝を悪く致します。脚が『O』の字になるという事は膝の内側に力がかかります。逆に変形性膝関節症(*2)の方々はO脚になります。なぜならば膝の内側から減り変形していくからです。O脚の矯正はこれらの予防になりますので、是非ご相談ください。
骨盤、股関節、足の裏、脚の筋肉や関節の調整が必要です。なによりもその方ご本人の努力が必要になります。歩き方等を指導いたします。
(上図参照)足裏のアーチは大切です。地面に足がついたときにアーチがないとその衝撃はダイレクトに背骨や頭蓋骨に入ります。
椎間板(*3)への繰り返しの過度な衝撃は椎間板を痛めて椎間板ヘルニア(腰椎の椎間板の中からゼリー状の髄核(*4)が飛び出し神経を圧迫する病気)へと移行する場合もあります。
当整体院は上図のような外反母趾テーピングを積極的に行ない外反母趾の防止、アーチの回復を行ないます。
*上記図と文章は当整体院独自の見解です。結果を保証するものではありません。
・内転筋群(*1)(ないてんきんぐん:この場合脚を身体の中心軸へ近づける働きをする筋肉)
・変形性膝関節症(*2)(へんけいせいしつかんせつしょう):膝の関節が変形して痛みを出す状態
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