70代男性で脊柱管狭窄症の方の来院です。後縦靭帯(脊柱管の前側についている靭帯)や黄色靭帯(脊柱管の後ろ側についている靭帯)の骨化などが原因で脊柱管が狭窄するのは一般的に多い例です。脊柱管とは背骨の椎骨同士が繋がって出来る管(下図参照)
この方の場合も医療機関での検査で、このような診断がなされたそうです。手術は受けたくないそうです。
この方は一回の歩行で20~30mほどが限界です。徐々に一回に歩く距離が短くなっているということです。以下のようになってると思われます。
背骨の歪みもありますから、これも脊柱管を狭めてしまいます。背骨の椎骨がそれぞれズレている場合は図のようになります。脊髄がカーヴしながら脊柱管内を通ることになり、その上脊柱管内の靭帯(関節などの動きの制御などをする繊維性の強い組織)に骨化(軟骨や繊維性組織に石灰が沈着して骨組織が生成されること)がある場合なおのこと狭窄(狭まること)の度合いが増します。(下図参照)
靭帯の肥厚や石灰化は年齢的に増えるので、脊柱管狭窄症になりやすくなります。

この方に対する施術は背骨の椎骨の並びを揃えてあげる矯正がメインとなります。
骨盤や背骨を正しい状態にすることで狭窄が緩和でき、症状が無くなったり減ったりします。靭帯の骨化はカイロプラクティックや整体ではどうにもできませんが、背骨の調整によって狭窄が緩和して脊柱管の狭窄が緩和したと思われることが多々ありました。徐々に歩ける距離が長くなっているようです。
