ちょうど二十歳の頃だと思うのですが、いまだに忘れられない体験をしました。
中学生の頃に仲良くしていた◯◯君と言う友達がおりまして、高校卒業後その彼は北海道の某大学に入学し、私は横浜の会社に就職しました。私は会社の独身寮で暮らしておりまして、その◯◯君とも連絡を取る事もなく暮らしておりましたが、ある晩変な夢を観ました。
ここからは、『夢?』の中の話です。
気がつくと駅のホームに立っていました。「何故こんな所にいるのかな?」などと考える間もないうちに、一人の女の子が人ごみの中をまっすぐ私の方に向かって歩いてきました。そして、すぐ前で立ち止まって「もう会えなくなるからお別れしに行きましょう」と唐突にその子は言いました。が、至近距離で向かい合っているのに何故かその子の顔がわかりません。何故見えないのだろうと不思議なのですが、昔のブラウン管のテレビのチャンネルが合っていないときの『砂の嵐』の状態です。顔だけザーザーとなっていて、あとは服装や声で女の子とわかる状態です。
「え〜? なんで顔が見えないんだ〜?」ってな感じでした。
駅のホームにたくさんの人が行き交っていますが、その人たちの顔も同じで見えませんでした。格好で性別がわかる状態です。「早く会いに行こ〜」「もう会えなくなるから〜」と言っていますが、私がなかなか動かないので私の服の腕の部分を引っ張って「早く行こう〜」と・・・
当時私は若くて前しか見てない奴だったので「しつこい女だな〜」「誰がどこに行こうが俺には関係ねーよ!」と決して声には出していないのですが、心の中でつぶやいてしまったんです。その友達の事とも知りませんでしたから・・・。その途端にその『夢?』は終わりました。
起床して歯を磨いている最中もその『夢』の事が離れません。それで三日くらいたった夜に、普段電話等してこない友達から電話が来まして、聞くと「◯◯が亡くなったよ」と。
「あの『夢』の行ってしまう人というのは◯◯だったのか」と。多分夢を見た時は、まさに亡くなった時だったのかも・・・。
会ってあげればよかったと後悔しました。
今思うと不思議に思うのですが、声をかけてきた『女の子』の存在です。◯◯君サイドの『人?』なのか、私側の方なのか?その時私は、あの世への入り口付近に居たものと解釈しています。そしてその女の子は私にわかりやすくする為に、別れを演出する意味で『駅のホーム』を見せた(表象)のだと思います。
私は幽霊もUFOも見た事がありませんし、うさんくさい話をする人もたくさんいると思います。でも、いわゆる『あの世』とか『霊界』といわれるものが無いとは思っていません。天国や地獄があるのかどうかはわかりませんが、人が死んだら次の段階があると信じています。
一応書いておきますが当院は『霊の力を借りて治す』とか『拝んで治す』などの行為は行っておりません。(笑)
私が『霊の力を借りる』とか『拝む』時は宝くじを買う時だけです。そういう意味ではいまだ霊に力になってもらった事はありません。(笑)
まあ〜こんな体験がまだありますので、この夏の間に小出しにしていきます。(笑)
な・・・・
夏らしいお話で…汗
酒飲みながら夜話したいね♪
夏休み特集です(笑)
ほんとの体験談です。淳二(順次)書いていきます!