手足の冷えは温めてもその場しのぎでしかありません。それどころかなおさら温度が上がらない状況をつくりだすかも…。手足が冷たい人は手足に血流が少ないということで、そうなるには何か原因があります。
どこかに優先して血行を増やさなくてはならないのか…いつも温めすぎて、身体を過保護にしているのか…。他に血行を優先させないといけない所があるとしたら、そこは身体にとって問題箇所です。大体は内臓の問題であったりするようです。働きが悪い内臓があった場合に、そこへ血行を増やし機能が向上するようにしてあげなければなりませんから、手足の血行は犠牲にされます。
内臓の問題などがないにもかかわらず手足が冷たい場合は、手足の血行はこれで良いと判断されているかもしれません。それは自律神経(その人が生きていく上で意思とは無関係に作用する神経)が正常に働いていないのでリセットしてあげる必要があります。
その方法なのですが、自身の体温より8℃ほど温度の低い水を用意してそこへ、手や足を10分〜15分入れます。そして冷やした箇所を温めるのではなく『保温』します。靴下を履いてタオルで包んだり…それを二週間…個人差がありますのでそれ以上の期間継続しないといけない方がいるかもしれませんが。これまで当整体院できちんと実行できた方々は改善できております。騙すつもりはありませんが、騙されたと思ってやってみてください。