ギックリ腰の来院者さんですが、無理して来院してしまいました。カイロプラクティックや整体に行けばなんとかなるだろう…と考えて来院したそうですが、なんともならない場合もあります。
何度も書いておりますがギックリ腰は『怪我』の一種と考えております。理由は『急に痛くなり、すぐに炎症の徴候（発赤・腫脹・発熱・疼痛・機能障害）が出るから…』これに関しては、施術院によっては見解が違います。
無理に動くと多く場合痛みが増します。でも医療機関や整体院によっては『動いた方が良い』と説明するところもあります。痛みで動けなくて困ってる患者さんに腰痛体操を勧める整形外科もあります。腰痛体操ができるくらいならギックリ腰ではないかもね。当整体院では基本『安静にしましょう』と話をいたします。
「明日会社を休めないので今なんとかしてくれ！」…これもやってみなければわかりませんが、多くの場合無理です。怪我は『損傷した部分』があり、傷は揉んでもさすっても消えません。傷が新しいうちは痛み（炎症）も消えません。ギックリ腰の痛みは炎症の痛みなので筋肉や靭帯など、他の軟部組織の損傷がなくならなければ痛みは消えません。場合によっては腰椎の骨折の場合もあります。
この方は施術をしないでお帰りいただきました。施術すると100%悪化するパターンでしたので…。
