この時期から比較的『ギックリ腰』の来院者さんが増えます。(夏も比較的多いですが・・・)寒いと身体の動きもぎこちなくなりますが、何よりも季節の変わり目である事が原因です。夏もクーラーの効いた部屋から暑い外へ・・・身体は急激な温度差についていけず・・・ちょっとした何気ない動作で『ギクッ!』当院のサイトにもしつこく書いてますが、当院の見解は『ギックリ腰』は『怪我』と考えてます。
「明日会社だから今日なんとかなりますかね〜」と、これまで何回聞かれたかわかりません(笑)。普段感じない痛みが急に出た場合は『ギックリ腰』です。それは腰部の組織が損傷を起こしてることが原因と考えられますので、痛みは傷口の炎症です。傷は翌日出勤までに塞がるとは考えずらいですね。それどころか夜間に副交感神経が優位に働きますので、身体は傷の修復に入ります。
修復のために炎症が強くなります。傷の修復は炎症無くして始まりません。修復のための生理現象です。炎症がないということは修復されないということです…死人の傷口は治りません。
どんな施術をしても夜間の自身の身体の修復作用の関係で、翌朝が一番痛い思いをするかもしれません。ギックリ腰を繰り返す人は普段からの予防が大切です。ギックリ腰を繰り返す人ほど予防しない人が多くいるように感じます。
施術を受けに行った先々で「ギックリ腰にならないように予防が大切ですよ」と言われ、忠告を聞かずまたギックリ腰に・・・。ギックリ腰になるたびに違うカイロプラクティックや整体に行かなければならない状況を作っています。
「ほら言わんこっちゃない〜」と言われるのが嫌だから・・・「二度とあの痛みは味わいたくない!仕事にならなくなるのは非常に困る」と予防に専念される方もいらっしゃいます。毎回「明日は会社だから、それまでなんとかなりますかね〜」←二回目以降の、これはもうやめましょう!予防が一番です!