カイロプラクティックや整体というと『ポキッ』とやる矯正が話題になったりします。当院にいらっしゃる方のほとんどは『ポキッ』に抵抗がない方々です。でも、中には『ポキッ』が苦手な方もいらっしゃいます。そのような場合は他の方法を行います。
来院者さんの体重を利用して矯正する方法や、手技で微振動を与えて矯正。アクティベータという小さい器具を使う場合・・・などなど。不快な症状が慢性化した身体は自力で良い方向に戻ることができない状態にあります。バランスが悪いなりに他の部分で代償を払いながら、脳が自身をごまかしている状態?と言ったら良いのでしょうか。ですから、脳に身体のバランスが悪いということを再認識させないといけません。その手段がカイロプラクティックや整体で言う『矯正あるいはアジャストメント』というものです。
これもいろいろな方法がありますが、当院は問題箇所を直接刺激する方法です。硬くなった関節に対して『スラスト』という方法を使います。これ即ち『ポキッ』とやる方法です。大まかな説明ですが、バランスを取るために『頚椎(首の骨)』『胸椎(胸の骨:肋骨がくっついている骨)』『腰椎(腰の骨です)』に行います。腕や脚に問題がある場合はこれら『四肢(手脚のこと)』にも行います。問題箇所、要するに関節。その関節の可動域(動く範囲)が損なわれていたりすると身体のバランスが悪くなるのでそこへ刺激(スラスト)を入れます。
問題箇所は慢性化していますから、その人の自然治癒力も働きづらくなっています。そこへ刺激が入りますから、脳は『ここに問題がある』と認識します。そしてスラストは関節が本来ある方向へ行いますので正常な位置へ戻っていく・・・と、簡単に説明しましたがこれが矯正をする理屈です。
ある程度の刺激を与えないと効果がありませんので『ポキッ』と鳴ってしまいます。(鳴らない場合もあります)*『ポキッ』は関節内の関節液が負圧になることによってなる音です。関節の矯正は基本的に関節腔(関節の隙間のこと)を開く方向に行います。
揉むだけ、さするだけでは症状は改善しづらいのはこのような理由からです。当院は最短で改善することに重きを置いていますので、今までずっとこの方法でやってきました。「敬遠していた施術でしたが、受けてみたら何も痛いことはないし、何よりすぐに効果を感じました」このような方々も多くいらっしゃいます。好きな施術が良くなる施術ではない場合もあります。症状にお困りの方はご相談ください。