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冷え性改善に関しての説明画像
営業時間はAM9:00〜PM20:00まで、電話番号は0463-21-6779,住所は平塚市宝町6-21

冷え性や低体温について

健康を考えた場合『血行不良』は健康の敵ですので、なくさなければならないことです。身体の細胞は活動するために、酸素や栄養分を必要とします。そして活動の結果生じた二酸化炭素や老廃物を排除する必要があります。

血液は心臓や筋肉などの運動により、身体の各部に運ばれます。免疫のための白血球の運搬などの役目もあります。食べた物が化学的に分解された場合熱を生じます。血液がその熱に暖められた状態で全身に巡り…これが体温です。血液は全身の細部にまで行き渡り、各細胞が必要としている物を運び、不要になったものを回収したりしています。

身体中の全血管をつなぐと10万kmあると言われています。細胞一つ一つまでに血液を行き渡らせるのに必要な長さなのでしょう。その血管もなんらかの原因で血液が回りずらくなったりします。

身体は自律神経の働きで血圧を調整して血液が滞ることのないようにしていますが、日常の中に血行を悪くさせることがあります。

体温の調整機能の低下

姿勢などが原因で『腰痛』や『肩こり』を発症させることはこれらのページで書いていますが、これらに合わせて夏冬と冷暖房が発達して、これらの使用が今や当たり前になってきています。

昔の日本人の平均体温は『36.5℃』以上だったのが今は『35℃台』の人が多いということです。体温が下がると免疫力が低下し、悪いウイルスに感染しやすくなりますから、人は楽な生活の代償(だいしょう)に身体が弱くなってると言えます。

本来は自律神経の働きで体温を調整しなければならないのに、エアコンなどで温度を一定に保つことができるようになったことで体温の調整機能が衰えてきていると言えます。

循環器系の説明画像

がん細胞の好む活動しやすい体温は『35度代』と言われております。体温が低い状況が続くとがんになる可能性が高まります。体温の管理も大切です。

血液の循環など

① 消化管から吸収した糖質、タンパク質、脂肪の分解産物、水、電解質を毛細血管、毛細リンパ管から静脈を経由して心臓に運び、そして心臓から動脈を経由して全身の細胞に運びます。

② 肺で取り入れた酸素を肺静脈を経由して心臓へ、心臓から動脈を経由して全身の細胞に運びます。そして全身の細胞で生じた二酸化炭素を肺に運び排出します 。

③ 全身の細胞で生じた老廃物を静脈を経由して心臓に運びます。そして動脈を経由して腎臓へ運び排出させます。

④ 筋肉の運動で生じた熱を、血液を介して全身に運んで体温を一定に保たせる。各内分泌器官からのホルモン(*1)を毛細血管で回収して静脈を経由し心臓へ、そして動脈で目的の器官へ運びます。

血液の循環は、上記のように身体を維持するため栄養やホルモン(*1)、体温の維持などに重要なものです。

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冷え性を訴える方々

手足が冷えるということは、体内の重要な臓器などに熱を優先的に運ぶための身体の措置かも知れません。 このような場合は何らかの理由で内蔵の働きが悪い状態であると考えられます。冷え性はこのような方々に多いのです。また、体温が下がれば免疫機能に問題が生じます。

免疫機能にはそれに関係した酵素が関わっていて、その酵素は免疫機能の活性化や思考力を高め最適に働くようになっています。その酵素の働く最適の温度が約36.5度とされています。それ以下になりますと酵素の働きが鈍り免疫力が落ちて細菌やウイルスに感染しやすくなります。ちなみに癌細胞も35度付近が活発に活動すると言われております。

血行は運動不足や筋肉の凝りや張り、ストレスでも交感神経が優位に立つため、血管が収縮することでも血行は悪くなりますが、日常の生活習慣が良く無い場合も内科的な原因で引き起こされたりします。

酵素:生物が消化、吸収、輸送、代謝、排泄するために物質を変化させ利用するのに必要なものです。タンパク質をもとに構成されているので、熱などにより変性(*2)すると役目を果たさなくなります。

*上記図と文章は当整体院独自の見解です。結果を保証するものではありません。

生活習慣から来る血行不良は危険です!

生活習慣病が原因の血行不良は重大な結果を招くことになります。日々の食生活が原因で中性脂肪やコレステロールなどを取りすぎ、運動などしない生活をしていますと糖尿病(2型糖尿病=後天性)になる確率が高まります。

後天性:生まれつきであったのが、事故や環境によって持つこととなった性質。

糖尿病になると動脈硬化を伴いますので、血行が悪くなります。そして動脈硬化による血行不良から合併症を起こすことになります。糖尿病は膵臓から糖を代謝するためのインスリン(*3)というホルモンの分泌が少なくなったり、出なくなったりした状態です。

血管内に糖が代謝されず長くとどまると血管壁を壊します。血管が壊され血流が悪くなると合併症が出ます。

合併症の種類糖尿病性神経障害*4)・糖尿病性網膜症*5)・糖尿病性腎症*6)・・・これらは毛細血管などの微小血管が動脈硬化により血流不足により発症します。 大きな血管に問題が起きると(大血管合併症)・・・虚血性心疾患*7)・脳梗塞*8)・閉塞性動脈硬化症*9)。 動脈硬化を防ぐには、食生活の改善無くして始まりません。*動脈硬化は以下を参考にしてください。


*動脈硬化の予防になるもの:
青魚。
シソ油。
あまに油。
緑黄色野菜。


肉、卵、バター、ホイップクリーム、チーズ、ベーコン、牛乳、ラクトアイス、マーガリン等を減らす。(飽和脂肪酸を多く含むものを減らす)*飽和脂肪酸の摂取量が多すぎるとLDLコレステロールが増え、少なすぎると脳卒中リスクが高まると言われております。


*脳卒中の予防になるもの:
青魚。
シソ油。
あまに油。
緑黄色野菜。


豆類。(DHA、EPAを多く含むもの)


*DHA・EPA摂取の効果:
血液中の悪玉コレステロールを下げる。
中性脂肪を下げる。
動脈硬化・心筋梗塞の予防。
肝臓の病気の予防(脂肪肝など)高血圧の予防。


メタボリックシンドローム予防


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動脈硬化

悪玉コレステロールが(LDLコレステロール(*10)) 多く、善玉コレステロール(HDLコレステロール(*11))が少ない状態が長いと動脈硬化、脳梗塞、糖尿病(この病気自体も動脈硬化をおこす)などになりやすくなります。

コレステロールを回収するHDLより、全身に運ぶLDLコレステロールが多いと血管壁に溜まります。これが動脈硬化の原因になります。

最近はLDLが少ないと長生き出来ないなど言われておりますが、バランスの問題でLDL値が突出して高いと心筋梗塞、脳梗塞、動脈硬化の危険性は上がります。*本当はLDLは悪い奴ではありません(笑)。

動脈硬化を説明した画像

生活習慣や加齢で内膜に中性脂肪、コレステロールや細胞の死骸など粥状の物質が溜まります(アテローム変性)。

さらに進行すると血栓(血の固まり)が出来て血管を完全に塞いでしまいます。心臓でおこれば心筋梗塞。脳でおこれば脳梗塞です。

*上記図と文章は当整体院独自の見解です。結果を保証するものではありません。

糖尿病

食後に血糖値が上がり、それを下げるホルモンであるインスリンが膵臓から出なくなったり、少なくなり、結果ブドウ糖を取り入れる事が出来なくなり栄養不足になり、血中の糖分が血管を壊し末梢の血管に血液が届きづらくなります。

まず細い血管が損傷を受けやすく、糖尿病性網膜症や糖尿病性腎症、糖尿病性神経障害など発症します。結果、失明したり、人工透析をしなければならなくなったり、手足のしびれ、温度に鈍感になり火傷をしたり等、重篤になると取り返しがつきません。

高脂血症

血液中の中性脂肪やコレステロールが過剰に増加してる状態です。食べ過ぎやアルコールの飲み過ぎ、運動不足などで引き起こされます。その結果動脈硬化をおこします。動脈硬化は脳梗塞、心筋梗塞、腎不全などになります。

このようになりますと筋肉の凝り張りからくる血行不良ではないのでカイロプラクティック・整体の適用外になります。重篤な状態にならないように日常生活にも是非注意しましょう。

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ホルモン(*1)(ほるもん):生物自体の器官や組織で作られ身体を循環して、生体が活動するための調整に関係する物質群

変性(*2)(へんせい):細胞や組織に正常では存在しない物質が沈着、あるいは正常でも存在するが沈着量や場所が異常なものをさします

インスリン(*3)(いんすりん):血糖値下げるための唯一のホルモン:膵臓のランゲルハンス島のβ細胞から分泌します

糖尿病性神経障害(*4)(とうにょうびょうせいしんけいしょうがい):高血糖状態が長く続いた結果、全身の神経に障害が起こる合併症のこと。 高血糖状態が長く続き、神経周囲の血管が傷んだりすることで神経の働きが悪くなった状態

糖尿病性網膜症(*5)(とうにょうびょうせいもうまくしょう):糖尿病の合併症として発症する疾患で、腎症や神経障害とともに糖尿病の三大合併症のひとつです

糖尿病性腎症(*6)(とうにょうびょうせいじんしょう):糖尿病の影響で高血糖の状態が長く続いた場合に腎臓が傷んでしまうことで発症。腎臓は毛細血管が多く、高血糖の影響は特に毛細血管から障害されるため

虚血性心疾患(*7)(きょけつせいしんしっかん:心筋梗塞・狭心症):冠動脈が狭くなったり、閉塞したりすることで血流障害を起こす病気で、高血糖状態による動脈硬化が原因になります

脳梗塞(*8)(のうこうそく):脳の血管が詰まること。やはり動脈硬化の影響で、脳を栄養する動脈の血行不良により、酸素や栄養を受けている脳神経細胞が死ぬことで、さまざまな症状をきたす病気です

閉塞性動脈硬化症(*9)(へいそくせいどうみゃくこうかしょう):動脈硬化原因で血管が狭くなることによって引き起こされる血管病。主に脚の血管に起き、50歳以上の男性が発症しやすいといわれています。糖尿病や高血圧、高脂血症や肥満などの人に発症しやすい

LDLコレステロール(*10):肝臓で作られたコレステロールを全身へ運ぶ役割を担っており、増えすぎると動脈硬化を起こして心筋梗塞や脳梗塞を発症させる

HDLコレステロール(*11):増えすぎたコレステロールを回収し、さらに血管壁にたまったコレステロールを取り除いて、肝臓へもどす働きをします

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